“ハミルトン”のカーキフィールドから、デイデイト機能搭載の新作が登場


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ハミルトンの人気モデル、“カーキ フィールド”から、機能性と個性的なデザインを兼ね備えた新作“カーキ フィールド デイデイト”が2018年8月にリリースされる。往年の軍用時計のDNAを受け継ぎつつ、現代的なアレンジをプラスした新たな定番モデルの魅力を紹介していこう。

アメリカ軍で採用された、往年の軍用時計がデザインの原点

ファッションやクルマまで、幅広いジャンルでモノ好きから支持を集めているミリタリーデザインのプロダクト。戦時に実用性を追求して生まれた軍用時計は腕時計の進化にも大きな影響を与えており、大きめのアラビアインデックス、12時間表示と24時間表示を併記する文字盤など、実用時計によく見るデザインのなかには、実はミリタリーウオッチをオリジンとしているものが意外なほど多い。誤解を恐れずにいうならば、ミリタリーウオッチは、メンズウオッチの原点といっても過言でもないのだ。
そして、そんなミリタリーウオッチと深い関係を持つのが、ハミルトンだ。
ハミルトンは、1940年代に100万個以上のミリタリーウオッチをアメリカ軍に供給しており、その功績から“E Award(アメリカ軍に貢献した会社に送られる賞)”を授与された歴史を持つ。同社では、現在もその出自と誇りを継承しており、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーを融合させたウオッチコレクションを作り続けているのだ。

今回、新作がリリースされた“カーキ フィールド”は、軍用時計を原点とするハミルトンのフラッグシップコレクションのひとつ。
第二次世界大戦でアメリカ軍が使用したハックウオッチと呼ばれる時計をルーツとしており、アメリカ軍のミルスペック(軍需品調達規格)に基づいて、外周に12時間表示、内側に24時間表示を備えているのが特徴だ。
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新作の“カーキ フィールド デイデイト”では、1962年から運用が開始されたたMIL-W-3818Bで採用される、三角形の夜行マーカー、バトンハンドを備えたデザインがモチーフとなっているようだ。
ミリタリールーツを色濃く反映した文字盤デザインは、機能的でありつつ個性的。ストラップや文字盤のデザイン違いで、合計で4つのモデルがラインナップされている。
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上のイラストは、1962年から運用を開始し、アメリカ軍で採用されたミルスペック“MIL-W-3818B”の仕様書の一部。外周の三角形マーカー、アラビアインデックスの配置場所、バトン針の形状など、デザインの仕様が“カーキ フィールド デイデイト”に受け継がれているのがわかる。

》注目モデル-其の1
グレーダイアル×グリーンキャンバスストラップ
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定番のカーキグリーンストラップのモデルは、相性抜群のクレイグレーの文字盤を合わせることで、ミリタリーテイストを残しつつ、タウンユースでも着けやすいモダンな雰囲気に仕上げられいる。
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HAMILTON(ハミルトン)
カーキ フィールド デイデイト
■Ref. H70535081。ステンレススチールケース、グリーンキャンバスストラップ。ケース径42mm。10気圧防水。自動巻き(Cal.H-30)。10万4760円

》注目モデル-其の2
グリーンダイアル×カモフラージュキャンバスストラップ
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カーキグリーンの文字盤を引き立てるグリーンカモフラージュのストラップモデルは、裏面をしなやかなレザー、表面はカモフラージュパターン入りのナイロンを採用。
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HAMILTON(ハミルトン)
カーキ フィールド デイデイト
■Ref.H70535061。ステンレススチールケース、カモフラージュキャンバスストラップ。ケース径42mm。10気圧防水。自動巻き(Cal.H-30)。10万4760円

いずれのもモデルも、ムーヴメントは80時間の標準持続時間を備えた自動巻きのCal.H-30を搭載。フルで巻き上げを行った場合、バッグの中やナイトテーブルで1日以上時計を休ませておいても、そのまま巻き上げの必要なしで着けることができる。
本物の軍用時計をルーツに持つ伝統的ミリタリーデザインと、現代のニーズに合わせた最新のスペック、二つを両立させたハミルトンならではのモデルといえるだろう。

【問い合わせ先】
ハミルトン/スウォッチグループジャパン(☎︎03-6254-7371)
【<ハミルトン>の公式サイト】へ

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