伝説のスティングレイが10万円台で復活、“Zodiac”の新作オリンポスが欲しい!


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ここ数年で実力、ラインナップともに急速に勢力を増している予算10万円前後の腕時計。そんなプライスゾーンのなかでひときわ強い存在感を主張し、時計好きからも注目を集めているが“Zodiac(ゾディアック)”だ。今回はユニークな変形ケースが目を引く新作をクローズアップしていこう。

1960年代のスペースエイジデザインを代表する個性派モデル

第2次世界大戦が集結して人々が自由を謳歌するようになった1950~60年代。アメリカとソ連の宇宙開発競争が本格化していくなかで“スペースエイジ”と呼ばれる近未来的なデザインが一世を風靡し、時計の世界でもハミルトンの“ベンチュラ”など、奇抜な意匠が人気を博すようになる。
ゾディアックが復刻した “オリンポス”も、そんな変形ケースを象徴するモデルのひとつ。オリジナルはその造形から“スティングレイ(エイ)”、“マンタ”の通称で知られ、ケース上部と下部で正反対の曲線を組み合わせたデザインが個性を主張する。
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上の写真は、1960年代に発売されたオリジナルのオリンポス(ミステリーダイアル仕様)。60年近く前に作られたモデルだが、いま見てもその独創的なフォルム、文字盤デザインはまったく色褪せない魅力を備えている。

そんな、“オリンポス”のなかで、最もベーシックなのがノーマルの3針仕様のモデル。文字盤を4分割するようにサンレイと同心円の仕上げを施したデザイン、やや背の高いインデックスなど、細部まで当時の意匠が再現されている。
手頃な価格だがディテールも丁寧に作られており、自社製ムーヴメントを搭載するなどバリューも高い。日常使いできる少し変わり種の時計を探しているならば、チェックしておきたいモデルと言えるだろう。

注目モデル-其の1
Zodiac(ゾディアック)
オリンポス
1960年代のスペースエイジデザインを代表する時計として知られ、現在もアンティーク市場でマニアックな人気を誇る“オリンポス”を再現。オリジナルの持つレトロな雰囲気を保ちつつ、わずかにサイズアップしたケース、ソリッド感と立体感を強化した外装により、現代的なアレンジが加えられている。3針のモデルはゴールドトーンのほか、アイボリー文字盤とブラック文字盤がラインナップされている。ムーヴメントはグループ傘下のムーヴメントメーカー、STP社が開発した自社製のCal.STP3-13を搭載。
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■Ref.ZO9703。SS(37mm径)。5気圧防水。自動巻き(自社製Cal.STP3-13)。11万7180円

》Detail Check
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多面的に仕上げたケースが高級感を醸す。オリジナルよりもケースを多面的な造形に仕上げたほか、ベゼルに角度を付けることで立体感と高級感が強化された。
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個性的な文字盤の研磨仕上げも魅力。オリジナルと同じ、二つの研磨を使い分けた文字盤の装飾を再現。先端を曲げた針もレトロな雰囲気をプラスしている。

》スタンダードな3針モデルを実機でレビュー
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奇抜なデザインだが、ケースをカーブさせることで手首になじむ装着感を実現。復刻モデルはオリジナルモデルより1mm大きい37mmにデザインされており、ケースの造形と相まって程よい存在感を主張する

》Variation
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(左)オリンポス。Ref.ZO9700。11万7180円
(右)オリンポス。Ref.ZO9702。11万7180円

 

スペシャル感を楽しめる、2つの限定コレクションも必見

1960~70年代に人気を博したオリンポスは、スタンダードな3針モデルのほかに、文字盤そのものが回転して時間を表示する“ミステリーダイアル仕様”、さらには、実際に製造されることのなかった幻の“ミリタリーダイアル仕様”など、多彩なバリエーションが製作された歴史を持つ。
今回、“オリンポス”が復活するのにあたっては、この“ミステリーダイアル仕”と“ミリタリーダイアル”という二つの個性派デザインも世界限定モデルとして復活。
最大の特徴である変形ケースはもちろん、文字盤の仕様、雰囲気までも、当時のオリジナルモデルが見事に再現されている。
いずれも、世界限定モデルでありつつ控えめな価格設定になっており、スタンダードな3針モデルとほぼ変わらない、手頃な価格帯を実現。
“ミリタリーダイアル”に関しては、COSC認定クロノメーターを搭載しており、かなりコストパフォーマンスの高いモデルといえるだろう。

注目モデル-其の2
Zodiac(ゾディアック)
オリンポス ミリタリー リミテッドエディション
1960年代~70年代にかけて人気を集めたゾディアックの変形時計、“オリンポス”の復刻モデル限定バージョン。
本作は182本だけ生産される限定版であり、源流になっているオリジナルモデルは、かつて英国軍用に開発され、プロトタイプが製作されながらも最終的には制式採用まで至らなかったという幻の軍用時計。レギュラーの3針モデルとは異なる20気圧防水を備え、ケースサイズもレギュラーの3針モデルより3mm大きい40mmを採用。さらにCOSC認定のクロノメーターを搭載している。

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■Ref.ZO9705。SS(40㎜径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.STP3-13)。世界限定182本。今秋発売予定。12万6360円

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あえて文字盤表面を荒らし、クラシック感を演出。この仕上げはオリンポスシリーズのなかでもこの限定版だけに採用される。
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アラビアインデックスと針には、雰囲気のあるグリーンの夜光塗料を採用。ご覧の通り、暗所でも抜群の視認性を誇る。
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裏ブタにはブランドロゴをデザインしたゴールドのレリーフを設置。限定モデルならではの特別感を強調してくれる。

》限定のミリタリーダイアル仕様を実機でレビュー
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幻の軍用時計を忠実に再現したという絶妙な古典顔が魅力。変形ケースだが、カーブしているので手首に載せてみると、驚くほどに納まりが良い。また機能性を主眼に置く軍用時計にもかかわらず変形ケースを採用するという、70年代らしいアンバランスなデザインも時計好きのハートを揺さぶるポイントだ。

》Variation
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こちらは回転ディスクで時間を示すミステリーダイアル仕様。
ゾディアックは名作アストログラフィックなど、ミステリーダイアルの名手としても知られている。もちろん、これもオリジナルに倣ったデザインになっており、スティングレイケースのユニークなフォルムとミステリーダイアルのコンビネーションがほかにはない存在感を主張してくれる。
■オリンポスLE。RefZO9704。SS(37㎜径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.STP3-13)。世界限定82本。13万5000円

【問い合わせ先】
フォッシルジャパン(☎︎03-5992-4611)
【<ゾディアック>の公式サイト】へ

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