幻の腕時計ブランド、“タカノ”の息吹を再生した限定コレクション


創立80周年記念腕時計(表面)
リコーエレメックスより、創立80周年を記念した限定モデルが発売。同社の前身である高野精密工業株式会社が1960 年に発売した、世界最薄(当時)の腕時計“タカノシャトー”をモチーフにしたクラシックな意匠に注目だ。

通なアンティーク時計ファンをも唸らせる精密加工の技

2018年に記念すべき創立80周年を迎えたリコーエレメックス。今回、創立80周年を記念して発売されたのが、同社の前身である高野精密工業株式会社が1960 年に発売した“タカノシャトー”のデザインをモチーフにした限定モデルだ。

高野精密工業株式会社は、1938 年4 月23 日に創立。精密加工部品や掛時計を中心に事業を展開し、57 年に腕時計に参入し、タカノブラントとして200シリーズなどを生み出している。
59 年の伊勢湾台風で本社工場が壊滅的な被害を受けるが、その翌年には当時としては世界で最も薄い厚さである3.5mmの手巻き時計“タカノシャトー”の開発に成功するなど、優れた技術力で日本の時計産業を牽引した歴史を持つ。
その後、1962 年にはリコー時計となり、1986 年にリコーエレメックス株式会社に改称。優れた技術力を持っていたにも関わらず“タカノ”の名を冠した腕時計の発売はわずか5 年程度のため、高野製の腕時計は愛好家の間で幻の腕時計として知られているのだ。
創立80周年記念腕時計(背面)
名機“タカノシャトー”をモチーフにしたこの創立80周年記念モデルでは、腕時計製造で培った精密加工技術を生かして機械式ムーヴメントの回転錘、一番受け、美錠などに独自の精密加工を施しているのが特徴。
リューズ、裏ブタの固定ネジ、メタルバンドの中留上ブタなどには、往年の
高野製腕時計に配されていた「Tロゴマーク」を採用。
さらに回転錘と中留上ブタにはΦ0.1mm の細穴加工を施し、裏蓋はシースルーバックにすることでムーヴメントの細かい細工を眺めることができる。
ケースはシンプルながら高い技術が要求されるザラツ研磨を採用するなど、本格時計ファンにはうれしい高級感ある仕上がりとなっているのもポイント。かつて日本に存在した実力派時計ブランドのDNAを、現代の新しい時計ファンにもアピールできる上々のクオリティといえるだろう。
製造数は総計で300本とかなり少ないので早めに問い合わせてほしい。

 

創立80周年記念腕時計
創立80周年記念腕時計1
メッシュブレス
■Ref.715001-01。ステンレススチールケース&ブレスレット。ケース径38mm。3気圧防水。手巻き。16万2000円

創立80周年記念腕時計2
クロコダイルストラップ
■Ref.715001-06。ステンレススチールケース、レザーストラップ。ケース径38mm。3気圧防水。手巻き。16万2000円

【問い合わせ先】
お客様相談室
☎︎0120-50-8020
【<リコーエレメックス>の腕時計サイト“Time-Rex”】へ

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