価格別で編集部が厳選、1万円台まで“いま買いの腕時計”


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現在発売されている時計のなかから、編集部が実機を見て、触って、着けて確認したオススメモデルを独自に厳選。1万円台まで購入予算でオススメの時計をセレクトしてその魅力を紹介していこう

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予算1万円台まで、“編集部のオススメ”モデル

カジュアルウオッチのなかでも最も安価な1万円台までの価格帯から、手頃な価格でありつつ作り手のこだわりを感じさせる満足時計を厳選。編集部が太鼓判を押すオススメの2機種を紹介していこう。

手頃な価格帯だからこそディテールに差が出る

エントリーラインとして位置づけられることの多い1万円台クラスの時計。しかしながら、近年は各ブランドがこの価格帯で積極的に商品展開しており、コストを抑えつつディテールやデザインにこだわった面白いアイテムを手に入れることができる。
例えば、上でクローズアップしているタイメックスのオリジナルキャンパーの日本限定モデル。このモデルはベトナム戦争期に開発されたミリタリーウオッチ“キャンパー”をベースとしているのだが、当時の設計図が紛失していたことから、オリジナルモデルを3Dスキャンしてサンプルを製作。何度も人の手と目でディテールを検証することで、ほぼオリジナルと同じフォルムが再現されている。手頃な価格だが、デザインやディテールの作りに決して手を抜かない作り手のこだわりにより、価格以上の質感と魅力を獲得した好例といえるだろう。
もうひとつのフォッシルのマティスは、スタンダードな3針モデルをベースに、文字盤とケースをネイビーブルーで統一したデザインの面白さもさることながら、立体感を持たせた丁寧な作りがポイント。仕上げを変えて多層構造に仕上げた文字盤、通常よりも高さを強調したバーインデックスなど、立体的なディテールを組み合わせることで、1万円台とは思えない質感を実現しているのだ。スペックに関しても10気圧防水を備えており、デイリーユースに最適なモデルといえるだろう。

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TIMEX(タイメックス)
オリジナルキャンパーSSTブラック

タイメックスでそのブランドを最も体現している時計といえるのがキャンパーだ。そのルーツはベトナム戦争時に兵士に支給されていたディスポーザブルウォッチ(使い捨て時計)にあり、プラスチックケースにナイロンベルトという簡素な外装ながら、視認性や堅牢性の高さなど実用に優れている点がポイント。本作は、キャンパー史上初となるステンレススチールケースと、ミネラルガラス製のドーム風防を採用して2017年1月に発売され即完売した“SSTキャンパー”をベースに、新たにケースとリューズをビードブラスト法(※ビードブラスト法とは、金属または鉱物の研磨剤を超高速で対象物に吹き付け、その後表面を洗浄し硬化させる工法で、被膜の密着度が高いことでも知られる)で精悍なブラックに仕上げた特別なモデル。ステンレススチールがさらに堅牢に強化され、見た目にも引き締まった印象を感じさせている。

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ベトナム戦争時に作られたオリジナルモデルの雰囲気を受け継ぎつつ、素材、ムーヴメントともにブラッシュアップ。樹脂製だった風防はプラスチックからミネラルガラス製に、同じく樹脂製だったケースもビードブラスト法で強化されたステンレススールになり、重厚感と機能性が高められている

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ケース厚は12mm。ベトナム戦争時に作られたオリジナルモデルを忠実に再現。軍用時計ならではの重厚なフォルムが魅力的だ

《タイムギア編集部のレコメンドポイントは?》
軍用ならではの機能的な意匠と、ヴィンテージ感がたまりません
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36mmとかなり小さい時計ですが軍用時計の重厚なデザインをそのまま再現しているので、しっかり存在感を主張します。特に魅力的なのがビードブラスト法で仕上げた漆黒のケース。オリジナルから継承した機能的な文字盤のデザインと相まって、ミリタリーウオッチらしい精悍な雰囲気を醸し出しています。
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編集長:フナヒラ

■Ref.TW2R77700。ステンレススチールケース、ナイロンストラップ。ケース径36mm。3気圧防水。クォーツ。1万7064円

【問い合わせ先】
DKSHジャパン(☎︎03-5441-4515)
【<タイメックス>の公式オンラインショップ】へ

 

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FOSSIL(フォッシル)
マティス

オーセンティックなアメリカンクラシックをベースにしているフォッシルのなかでもミニマルで上品な新プラットフォームがマティスだ。デザインのベースになっているのはバーインデックスをレイアウトしたシンプルな3針だが、中心と外周で高低差を設け、さらに中央はサンレイ仕上げ、インデックス部は段差が付いたコンセントリック仕様に仕上げ、立体的な作りにすることで1万円台という手頃な価格以上の高級感を生み出している。このモデルは、さらに文字盤の色味に合わせてケース部分まで人気のネイビーブルーにまとめ、落ち着いたブラウンのレザーストラップを合わせているのが面白いところ。コントラストの効いたデザインが、腕元で個性を主張してくれる。

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文字盤に奥行き感を加える最大のポイントが同心円のコンセントリック装飾を施した外周部分。光を受けることで独特の表情を見せる

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アクティブな印象を醸すシャイニーなネイビブルーのケースと、クラシックなドーム風防のコントラストも面白い

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ケース厚は12mmと標準的。防水性も高いので夏に向けて活躍してくれそうだ

《タイムギア編集部のレコメンドポイントは?》
文字盤の作りがうまいので、カジュアルだけど質感が良好です
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1万円台の価格帯はコストを抑えるために簡素な文字盤にすることが多いのですが、このモデルは中央と外周で段差を設けているのに加えて、外周にコンセントリック装飾を施しています。シンプルに段差を付けるだけでも立体感を持たせられますが、このひと手間が文字盤の表情を豊かにしています。ネイビーにコーティングしたケースも良いアクセントになっています。
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編集部:佐藤

■Ref.FS5422。ステンレススチールケース。レザーストラップ。ケース径44mm。10気圧防水。クォーツ。1万9440円

【問い合わせ先】
フォッシルジャパン(☎︎03-5992-4611)
【<フォッシル>の公式オンラインショップ】へ

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